042 中古戸建購入検討時の確認ポイント
こんにちは、新築戸建ての場合は全てがきれいに完成されており、施工会社等の保証や設備もメーカー保証などがあるので基本的にはポイントよりもその商品が良いか悪いかの判断になるかと思います。今回は中古戸建のチェックポイントを書いていきたいと思いますので、中古戸建を検討中の方の参考になれば幸いです。
1.敷地周辺や近隣環境の確認
2.カースペースなどの外構確認
3.建物のチェックポイント
4.リフォームを前提とする場合
1.敷地周辺や近隣環境の確認
新築も同様ですが、まず確認してほしいのは近隣環境や隣地との確認です。生活スタイルが皆様違うのですべてに当てはまらないとは思いますがいくつかポイントを書いていきます。
①近隣に幼稚園や保育園、学校があるか。
平日日中はそれなりに声が聞こえると思います。在宅勤務が多い方や子供の声が苦手な方は避けたい条件になるかなと思います。
②買物する場所は近くにあるか。
歩いて荷物を持ち帰れる範囲にスーパー等の食糧品等を購入場所があるのか、車での買い物になってしまうのか。また、影響がどこまであるか分かりませんが、コンビニが近いかも確認しておくと、いざってときは使えます。
③駅までのルート
駅と物件のルートは坂道になっていたりしないか、通勤する方は毎日歩くので苦痛ではないか。駅から少し離れている場合、バスは近くを通っているか、バス便はどの程度あるのかを確認したほうがいいです。
④隣地の確認
境界の印(境界プレートなど)があるかを見ます。境界がはっきりとしていれば、ブロック塀などが壊れた場合修理等はどちらがするかが分かります。また、隣地からの越境(特に木や枝が越境するケースは多いように思います)が無いか、草木は伸びてくるので、植えた当初は大丈夫でも時間とともに越境してしまっているケースもあります。その場合、隣地と話が出来ているかを確認する必要があります。
⑤前面道路との間口と道路幅
全面道路に何メートル接しているか(再建築可能か)、建物が老朽化してきた場合、再建築するのに2m以上の間口が必要となるので、最低それ以上は必要ですが、車を止めるなどを考えると2.5~3mは欲しいところです。
また、前面道路が4m以上無い場合は駐車がしにくいことはもちろんですが、こちらも再建築時にセットバックかかるため、道路中心線から2mは敷地が使えないことになります。
2.カースペースなどの外構確認
周辺の確認が終わりましたら外構を確認します。コンクリートのクラック(線のひび割れ)が大きく出ていないか(貫通クラック)、大きなクラックが出ている場合は補修をしないとコンクリート内の鉄筋が錆びてしまい強度に問題が生じる可能性があります。他にも植栽関係がきれいにしているところは建物のメンテナンスもしっかりとやっているイメージはあります。
3.建物のチェックポイント
建物内のチェックはいくつかあるので分けて書きたいと思います。
①床下チェック
床下は基礎の部分が見えます。築が比較的新しい建物ならべた基礎が主流(建売や注文問わず)になっており、耐震性やシロアリなど強度があります。床下を覗き込んだ時に柱や水たまりなどが無いか確認をしましょう。シロアリは柱を食べていき建物の耐震性などの強度が落ちてしまう原因となります。また、通常、水がたまる場所ではないので、給水管や排水管の劣化等の原因で漏れている可能性があり、湿気や腐食の原因となるので、目視で分かる場合は修繕を前提に考える必要があります。
②天井や壁
天井や壁に水が浸水してきた跡がある場合は注意です。防水関係が必要になる事と構造体の腐食確認、断熱材の入れ替えが必要となる場合があります。
③開口部
隣地と窓が合わさっていないか、見えてしまう場合は目隠しとなる対応がされているかの確認が必要となります。また、窓から冷気や暖気が入りやすくなっているので、サッシはどんなものを使用していて、ペアガラスになっているかも確認しておくと、住んだ時の快適さが雲泥の差で出て来ます。
④設備
リフォーム予定の有無にもよりますが、そのまま使用する場合はどの程度まで使用できそうかを確認するといいと思います。ただ、リフォームの場合でも設備が入るか(キッチンや浴室は規格があるので)の確認も必要です。その点は業者様と話し合いをして、希望に近い設備の選定が出来るようにしましょう。
⑤外壁
吹付やサイディング等あると思うのですが、クラックが無いか見ていきましょう。程度にもよりますがクラックは雨漏りの原因にもなるのでチェックは必要です。
⑥建具(扉)や窓
扉の開閉や窓の開け閉めを行い、スムーズに開閉が出来るか確認します。多少なら問題ないのですが、固くなっている場合は建物の歪みが原因の可能性もあります。また、シャッターがあるところはシャッターの開閉も同時に行って確認しておくことが望ましいです。
4.リフォームを前提とする場合
リフォームを考えている場合、予算に合わせてリフォームを考えると思うのですが、余計な出費を抑えるためのポイントを書いていきたいと思います。
①既存で使用できる設備を選定
例えば、キッチンなら全部交換ではなくて、コンロや水栓だけの交換にすれば大きく費用が抑えることが出来でます。今まで使用してきたことを考えれば、壊れたら都度、交換していくって考えでもいいと思います。
②見積件数について、どの程度リフォームするかにもよりますが、業者の見積は2社以上(出来れば3社)の相見積り出してもらうことをおススメします。1社だけだと比較が出来ないので2社以上は見積を取ったほうがいいと思います。仲介業者からの紹介があって頼みずらい等あっても、ご自身で比較するためにも2社以上とるようにして、見積内容を確認してください。
最後に、内見時にオーナー様が対応してくれる場合は、住んでいる時の不具合などその場で聞けるのでいいのですが、引っ越し後など、空室の場合は不動産会社のみ立会となる事が多いです。後日でもいいので住んでいた時の状況などオーナー様に聞く又は聞いてもらうといいと思います。実際に住んでみないとわからないことはオーナー様しか分からないので、聞けるところは聞いた方がいいです。この記事が中古戸建を検討されている方の役にたてば幸いです。では、また。
