043 境界確認について
こんにちは、今回は土地又は土地付き戸建ての購入時に確認していただきたい境界確認について書いていきたいと思います。土地購入検討している方の一助になれば幸いです。
1.境界確認とは
2.境界確認はなぜ必要なのか
3.境界確認と境界確定
4.境界確定したほうがいいかしなくていいか
1.境界確認とは
境界確認は売却又は購入する土地の隣地境を確認することです。境界境のポイントに境界プレートや境界鋲があり、正方形の土地なら四隅にプレート等で該当物件が分かるようになっています。土地の形状は正方形だけでなく敷地延長の旗竿地などいろんな形があるため、敷地の各ポイント(始点から終点)にプレートや鋲などがあるのでチェックすると現地での境界がわかりやすいかと思います。ただし、地震や隣地の解体などで境界が分からなくなっているケースや動いてしまっていることもあるので気を付けましょう。確定測量して時間がたっていない場合は土地家屋調査士にお願いして復元することも可能です。
2.境界確認はなぜ必要か
境界確認が必要な理由は隣接地との問題が一番大きいかと思います。お隣同士なので仲良くしている方が生活しやすいと思いますが、ちょっとしたトラブルで仲が悪くなったりすることもあるので、出来るだけトラブルを避けるといった意味でも境界の確認は事前にしたほうがいいです。どんな点を確認するかというと、境界上にブロック塀等があるか無いかを確認します。ある場合は境界の中心なのか、どちらかの敷地に入っているかで補修等が発生した時の話が変わってきます。どちらかの敷地に入っている場合は所有者が明確なためいいのですが、中心に塀がある場合が少し問題です。中心に塀等が建っている場合、共有持ち物となるので撤去や修繕する場合でも相手方と協力又は許可を取る必要が出て来ます。また、隣地や該当地からの越境物の確認も必要です。最初は気にならなくても時間とともに気になる場合や、植物が伸びてきたときに気になるケースもあるので見て回れるのであれば、1周まわって確認出来るといいのかと思います。また、出来れば仲介業者等に地中埋設物(水道管等)が越境していないかも検討する物件であれば事前に確認しておくといいです。
3.境界確認と境界確定
境界確認は境界の場所を確認して越境物や塀などの所有者を目視にて確認することでしたが、境界確定は隣地の方々と境界の場所を確認してお互いに確認する行為になります。この境界確定は土地家屋調査士に依頼し、現況の測量図を作成してもらい、その測量図通りに間違いがないかを各隣地(隣地所有者はもちろん道路など役所等の部分も行います)の方に確認してもらいます。隣接している所有者に確認、承諾をいただいて初めて面積の確定がされるため、直近で確定していない場合は行った方がいいでしょう。測量の依頼は売主側が行うことが多いです。新所有者になってからだと今までの付き合い等で承諾してくれた方でも、知らない方の依頼で身構えてしまい承諾をしないケースもあるからです。また、戸建等の分譲業者に買い取ってもらう場合、大きい土地は分筆(土地を分けて登記)する場合に確定確定していることが必要となってくるので購入条件に入れてくるケースがほとんどです。
4.境界確定したほうがいいかしなくていいか
間違いなく境界確定を行っておいた方がいいです。2,3年前に行っている場合は別として、昭和時期に測量して登記してある地積測量図と現在の測量技術で測量すると誤差が発生することが多くあり、買主側にとっては境界の確定をしてもらった方がいいからです。境界の確定時に越境等があれば越境している側から取り壊し時に是正してほしい旨の覚書等を取得することも必要です。また、公道に面している場合、前面道路が4m未満の場合は再建築の際にセットバックが必要となるので、売る側としても買う側としても費用と時間はかかりますが、WIN-WINな行為と言えるのではないかと思います。
最後に、土地の境界については難しい問題だと思います。特に自分の土地面積が小さくなってしまう場合にはなかなか承認を得るのが難しいです。それでも、新しく所有者になった方よりは今まで付き合いがあった方の方が承諾をしてもらいやすくなります。売る側としては買ってもらう方のトラブルが少なくなるように、購入される側は境界のトラブルを少なくするためにもお互いの為に行うことがいいのではと思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。では、また。
