こんにちはー、不動産業界10年の経験をもとに専任媒介と一般媒介の違いについて書いていきます。
媒介契約とは不動産業者へ仲介(媒介)を依頼するための契約になります。購入時、売却時に仲介してもらう場合に必要となる書類です。実際の流れとしては購入時よりも売却時締結が重要になってきますので、売却中心に書いていきます。

1.媒介契約の種類
2.専任媒介と一般媒介はどちらがお得
3.広告等について
4.途中の販売経過について知るためには
5.契約していない不動産会社から直接紹介したいと連絡来た場合の対処

1.媒介契約の種類について
不動産の媒介契約は全部で3種類あります。専任媒介契約、一般媒介契約、専属専任媒介契約の3種類になります。専任媒介契約、専属専任媒介契約は1社のみ締結する契約となり、一般媒介契約は複数社と契約が出来る契約となります。また、専任媒介及び専属専任媒介は契約期間を定めなければなりませんが(最長3か月)、一般媒介は契約期間を自由に決めることが可能です。専任媒介と専属専任媒介の違いについては、売却を依頼する(売主側)が直接購入者を探せるか探せないかの違いの為、今回は専任媒介のみで統一して書いていきたいと思います。

2.専任媒介と一般媒介はどちらがお得
専任媒介と一般媒介では簡単な違いは記載しましたが、他にも契約内容によってしなければならないルールがあります。結論から言うと、不動産に関わってきていない方なら専任媒介契約がいいと思います。専任媒介契約の場合以下のルールが不動産業者に課せられるためです。
・不動産流通機構に契約後7営業日以内に出さないと行けない。
・2週間に1回以上の報告義務
上記2項目は契約期間中売主に対して行うことが法律で決められています。
一般媒介契約は複数の業者と契約は出来ますが、上記のような縛りはありません。
そのため、不動産業界のことをあまり知らない方は専任媒介の方がいいと思います。ただし気を付けたいポイントもあるので以下確認いただければと思います。
ポイント1.流通機構へ登録した登録証をもらう(メール等で)。
ポイント2.流通機構へ図面の登録等がしているか聞く。
ポイント3.2週に1回の報告時に他社からの問い合わせ状況を確認する。

3.広告等について
不動産流通機構以外に一般のお客様向けに情報提供している大手サイト等がありますが、そちらの掲載がされているかも確認をしたほうがいいです。依頼している業者以外にも掲載することは可能なので、広告費をかけられない等の理由がある業者には他の業者に掲載依頼をしてほしい旨伝えた方が成約率は上がります。(広告掲載業者が媒介締結業者の承諾が必要のため)

4.途中の販売経過を知るために
専任媒介契約の場合は最低でも2週間に1度は結果の連絡が来ますが、毎週確認したい場合や一般媒介契約の場合は問い合わせする必要があります。特に一般媒介の場合、他にも出しているからと適当になってしまうこともあるので、電話やメール、LINEなどで随時どのような動きをしているかチェックすることをおススメします。

5.契約していない不動産業者からの対応方法
媒介契約をしていない業者から直接連絡が来ることもあります。その場合の対応としては専任媒介と一般媒介で変わってきます。専任媒介契約の場合契約期間中は他の業者と業務締結が出来ません。なので、媒介契約している業者の連絡先を伝えてそちらへ連絡してほしいと伝えれば大丈夫です。また、一般媒介の場合は上記の方法でも、新規で媒介契約をしてもいいと思います。(業者数が増えると連絡が大変ですが)

最後に購入時にも媒介契約書を締結するのですが、一般的には契約時に契約書と併せて一般媒介契約を締結することがほとんどかと思います。そのため、契約時は署名(記名)捺印が非常に多く、早くオンライン化が進めばいいのになと思っています。それでは、また。